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 ■撮影記&トピックス

『三重交通@2013』

遷宮の年となった2013年。
三重交通でも伊勢地区を中心に話題が豊富でした。

パールシャトル
3月1日から運行開始。
当初、26年3月31日までとなっていましたが、利用は好調のようで継続して運行されるように思います。
私が見た数回とも、続行車(志摩営業所の特急車)が運転されていました。


▲パールシャトル専用車のエアロバス。 【三菱ふそう U-MS826P】



桑名地区では、アンパンミュージアムバスが登場しました。。
5月18日より運行開始。桑名駅前〜長島温泉間で下画像の黄色基調の車両と青色基調との計2両で運行されています。


 
▲アンパンマンミュージアムバス。 【いすゞ KL-LV280L1】



7月3日より運行開始の神都バス。
伊勢市駅〜内宮、5往復/日。

ベースはワンステップバスのエルガです。

通常運賃の他に特別料金が必要ですが、これでもか!というほど路面電車の再現にこだわった車両には、相応の価値があるかと思います。


▲神都バス。 【いすゞ QKG-LV234N3】



同じく伊勢地区では7月20日より参宮バスが運行開始。
外宮・夫婦岩ルート、スカイラインルート(土日祝のみ)の2ルートを設定。
CANばすに続く、新たな周遊バスとしての定着が期待されます。


▲参宮バス。エルガミオ・ノンステップ3両にラッピングを施し登場。 【いすゞ SKG-LR290J1】



そして、三重交通グループ初のハイブリッドバスが登場。
エルガ・ハイブリッド計5両が中勢営業所に配属され、10月9日より運行開始。


▲“HYBRID”の文字が新鮮なエルガ・ハイブリッド。 【いすゞ QQG-LV234N3】



これら話題の車両の他にも、一般路線車では大型車、中型車、小型車でもノンステップバスの導入が進んでおり、
車齢20年を超える車両は運用を退きつつありますが、まだまだ活躍を続けている車両達もいます

U-規制の路線車は数の上ではまだ多数を占めていますが、ほとんどの車両は行先表示機がLED式に交換されています。
従来の幕式を備える車両はますます希少な存在になってきました。


▲伊勢営業所のキュービックLV。1443号車と共に幕式で残っています。
  【いすゞ U-LV324L】


トップドアのLVも残りは松阪と志摩の計2両となっている模様で、そろそろ最後の年になるのかもという気がしています。

2014年はこれら高年式の車両の動向と、遷宮後を見据えた三重交通が取るであろう、新たな施策に注目したいと思います。


▲トップドアのキュービックLV。 【いすゞ U-LV218N】



 
 


『熊野交通の動向

地元のバス会社、熊野交通の最近について少しまとめてみたいと思います。

最近の大きな出来事で忘れられないのは2011年9月の紀伊半島大水害において、大きな被害を受けたことです。
熊野川町の志古営業所が壊滅的な被害を受けました。

奇跡的に、ウォータージェット船に被害が無かったことから、同年の12月21日から運行を再開。
翌2012年7月8日は、旧ドライブイン施設を「瀞峡めぐりの里 熊野川」と名称変更の上、開業し完全復活しました。

旧熊野川町内を運行する路線バスは、志古営業所の2両の車両で運用されていましたが、共に水害により使用不能となりました。

・和歌山22き719、KC-RN210CSN
・和歌山200か96、KC-RX4JFAA

路線バスは、道路復旧状況を見ながら、2011年10月16日より運行再開。
再開に合わせ、南海グループより2両のリエッセを導入し、現在も同地区で運用に就いています。


▲志古営業所に配置された2両のリエッセ。【日野 KC-RX4JFAA】


勝浦営業所、串本出張所の車両には水害被害はありませんでしたが、経年車両の置換えが同時期に進められました。
U-RJ3HJAAの置換えとして、3両のKC-代のレインボーRJが導入されました。


▲新宮駅で並ぶKC-代のレインボーRJ。【日野 KC-RJ1JJAA】

手前の503号車は串本配置。
方向幕は経由地及び英文字の無い旧タイプを装備。奥の500号車と504号車(未掲載)は勝浦配置で新タイプの方向幕を装備。

※2012年夏には、同型式の526号車が導入されています。



2012年9月29日から、定期観光バスにレトロバスが導入されました。

リエッセ貸切車の改造車ですが、ピンク色を基調した同社の懐かしいカラーが施されています。

 
 
▲定期観光用のレトロバス 【日野 KC-RX4JFAA】

レトロバスは勝浦発着の4便のうちの2便に使用されています。
残りの便は大型車での運行ですが、古参のブルーリボンも継続使用されています。


▲定期観光用ブルーリボン 【日野 P-RU638BB】

観光型のブルーリボンも希少な存在となってきました。
県内、そして紀伊半島3県でも上写真の184号車と183号車が最後の車両と思われます。


2013年春、南海バスからエアロスターが導入されました。
泉北コミュニティバスへの新車導入に伴う、中古車両の購入です。

計6両が導入され、和歌山200か556〜560、563として登録されました。


▲エアロスター ノンステップ 【三菱ふそう KC-MP747K】

同社として大型ノンステップバスの導入は初めてとなります。

ボディのデザイン柄も泉北コミュニティバス時代のままです。
熊野交通での営業運用開始当初(6月〜9月)は、社章無しの状態でした。


10月に入り、ステッカータイプの社章が付くようになりました。
運用される路線も当初の那智山方面から、本宮方面、串本など幅広くなっています。


560号車は黄色一色のボディと、ピクトグラム化された出入り口表記が特徴。
これは南海バス時代に施工されていたものです。


563号車は一番の注目車両かと思います。

南海バス開業10周年記念として、旧南海カラーが復刻された車両です。
その復刻カラーが維持された状態で、熊野交通で活躍を開始しました。(563号車は13年10月より営業投入)

これらエアロスター・ノンステップは整備が完了した車両から順次営業投入されています。
現在のところ、最後に整備を受けていた559号車のみ、営業運用未確認。



エアロスターは同社に2両のツーステップ車が在籍していますが、2010年の導入時から社章無しの状態でした。
ノンステップ車への社章ステッカー貼り付けに合わせ、これら2両にも社章が付きました。

▲社章が付き、引き締まった印象のエアロスター。 【三菱ふそう KC-MP317M】


エアロスター・ノンステップ導入の裏では、運用離脱していく車両も・・・。

2013年春〜夏にかけては、関西空港交通からの移籍車両2両が退きました。

・和歌山22き・718、U-JM210GTN
・和歌山200か29、U-UA440HAN

共に日産ディーゼル+西工ボディを架装した車両でした。


▲7月頃に廃車となった大型車。 【日産ディーゼル U-UA440HAN】

晩年は勝浦・本宮線(熊野古道アクセスバス)の専属となっていました。
現在、この特急バスには、日野の大型車(U-HU3KMAA:和歌山200か396)が充てられています。


南海グループから移籍のU-代レインボーRJは数を減らしつつありますが、この年末時点では4両が現役。
→和歌山200か247、266、268

中でも熊野交通の貸切車を模した、オリジナルデザインの車両はした画像の247号車のみとなっています。

▲検査時の代走などで活躍を続ける247号車。 【日野 U-RJ3HJAA】


以上、車両面からの動きを中心に見てきました。


大水害から2年余り。
観光需要も戻りつつありますがまだ以前の水準には戻っていないと思います。

また沿線人口の減少や、燃料費の高騰など取り巻く環境はさらに厳しさを増していますが、日々の輸送に勤しんでいます。
これからも、地域の公共交通を担っていくであろう、熊野交通にエールを送っていきたいと思います。


▲お盆休み、那智山行きのバスに乗車する行楽客で賑わう。 【日野 BDG-HR7JPBE】



『紀勢貨物、専用線の現況』

紀勢貨物が廃止されて9ヶ月。
2013年も、あと10日ほどになった頃、専用線の状況を見てきました。

専用線の奥には、2両のスイッチャーの姿が見えます。


▲2013.12.21 [PENTAX K-5]
 ※以下、特記以外同一日、同一機材でに撮影。


手前にDL-106。後ろに日立9号機が見えます。
最終日と同じ並びのままです。


線路、踏切警報機などは、そのまま残されています。


専用線には雑草も生い茂っていましたが、放置されているという訳ではありません。

時々、下画像のように綺麗に草刈が行われています。


▲2013.8.25 [PENTAX K-5]

このような綺麗な状態を見た時は、ここを貨物列車が走らなくなったのは本当なの?
という不思議な感覚になりました。


国道付近から見た専用線と、小さな鉄橋。



国道42号線を横切る、『堤谷』の踏切と信号機も存置されています。

ただ、国道はバイパス(紀宝バイパス)が開通した事で交通量が減少。
ちょうどキハ48の普通列車が通る時間だったので、2〜3分待っていました。
通行する車は数えるほどでした。



専用線と鵜殿駅構内の境界付近には、枕木が据えられていました。


鵜殿駅。
建物自体は変化ありませんが、屋根が葺き替えられていました。


駅構内の線路。

JR東海の列車が通る線路は車輪との摩擦でレールが磨かれています。
一方、貨物列車の通らなくなった線路は錆が浮いた状態です。


駅構内の貨物線にも枕木が据えられています。
画像の奥(紀伊井田方)にも、枕木があります。


新宮方の踏切から、北越紀州製紙・紀州工場を見る。

工場は、年末年始の設備点検時期なのか、煙突から煙は上がっていませんでした。

線路表示式の入換標識は「・・・・・・・」のまま。
もう使われることはないのですね。



 
 
 
 

『三岐鉄道@2013』

2013年、三岐鉄道ではふたつの“10周年”がありました。

ひとつは4月1日に北勢線が10周年を迎えました。

北勢線は近鉄が運行していましたが、経営改善の為に廃線を表明。
地元自治体での協議の後、三岐鉄道に事業譲渡がされて今日に至っています。


▲200系 2003.3.21 [OLYMPUS C3030Z]

上下2枚は、近鉄時代の北勢線の最末期の姿。
現在は、黄色の三岐カラーに塗装変更されていますが、近鉄時代のツートンカラーでした。

あと10日程で三岐鉄道に移管される、3月中旬の撮影。
各編成の前後には、「北勢線から ありがとう」と書かれた特製のHMが掲出されていました。


▲270系 2003.3.21 [OLYMPUS C3030Z]


三岐鉄道に移管されて10年。

車両は、三岐カラーである黄色に変更。
高速化対応工事、冷房化改造も順次行われています。
駅の統廃合、新設も行わており、「北勢線高速化工事」・「北勢線近代化工事」が進められていて、大きく生まれ変われつつあります。

一方で軽便鉄道時代の橋梁や設備も残っており、ナローゲージの電車が走る路線としても、注目すべき点が数多くあると思います。


▲2013.12.7 [PENTAX K-5]

“ねじり橋”と呼ばれる「六把野井水拱橋」。
“めがね橋”と共に、土木学会推奨土木遺産に認定されています。


▲2013,12,14 [PENTAX K-7]

こちらは“めがね橋”と呼ばれる「明智川拱橋」。
無筋コンクリート製の3連アーチ橋です。


▲2013.12.14 [PENTAX K-7]

めがね橋のすぐ側にある、下笠田八幡神社のカーブをゆく。
このカーブは曲線半径80mで、北勢線の最急曲線。

ぜひ、お祭りの日に撮影してみたい場所ですね。


▲200系 2013.12.14 [PENTAX K-5]

北勢線は1914年に開業した北勢鉄道が始まりです。
その後、三重交通へ統合、三重電気鉄道を経て近鉄に合併されるのですが、2014年は開業100周年にあたります。

この開業100周年の事業として、三重交通時代の塗装が復刻されました。

現在は4両編成のうち、3両がクリームとグリーンのツートンカラーですが、2014年秋にはもう1両も塗装変更されるそうです。
(検査周期の関係)



ふたつ目は、貨物鉄道博物館です。
こちらは9月15日に10周年を迎えました。

三岐線を走る貨物列車と旅客電車に、10周年を記念する3種類のヘッドマークが装着されました。

■貨物列車:9/16〜20、10/4〜6

■旅客電車:9/16〜10/6

今年はなかなか三岐鉄道の撮影に行けなかったのですが、このヘッドマークを機会に出かけてきました。


▲3716レ 2013.9.18 [PENTAX K-5]

重連運用されている1組(ED452+ED454)の機関車の前後に、貨物鉄道博物館オリジナルのヘッドマーク。

私が出かけたのは平日でしたが、関東や関西方面からの撮影者がいらっしゃいました。


▲3717レ 2013.9.18 [PENTAX K-7]

17:00前に三里〜丹生川を通過する貨物列車。
残暑厳しい日でしたが、さすがに夕方になると少し涼しさを感じたように思います。

斜光を浴び、ゆっくりとしたスピードでやってくる姿。
緊張の一瞬、そして満足感。


当初、9月のヘッドマーク装着は18日までの予定でしたが、台風の影響による運用調整もあり、20日まで延長して装着されたそうです。


▲2013.9.18 [PENTAX K-7]

旅客電車には上画像(コンテスト最優秀作品)の他、2種の記念ヘッドマークがありましたが、撮影出来たのはこの編成だけでした。


▲501レ 2013.9.18 [PENTAX K-7]

フライアッシュ便に回送?のタキ2両が連結されている貨物列車。

貨物鉄道博物館10周年を迎えたころ、三岐線ではヒガンバナが見頃を迎えていました。


なかなか頻繁に訪問することが出来ませんが、2014年は季節毎には行ってみたいですねえ。



 

『急行「いせ」@参宮線 』

10月にも「いせ」の撮影記を書きましたが、普段は走らない参宮線でのキハ85の姿を記録しておくべく、11月〜12月にも撮影をしてきました。

参宮線もいろいろ撮影場所があります。
“あそこ”や“ここ”と思い描きますが、一日一往復の列車ということもあり、おのずと数度の訪問となりました。


▲9901D 2013.11.16 [PENTAX K-7]

外城田駅近くのSカーブをゆく、下りの伊勢市行き。
画像は、広角で青空を入れてみました。

望遠で奥の方を狙えば、ヘッドマークが強調出来そうですが、貫通幌アダプターの影がかかってしまい・・・。


▲9901D 2013.11.19 [PENTAX K-5]

上のSカーブから少し多気方の直線場所。

10〜11月は4両編成での運転で、貫通型の車両が伊勢市方に連結される事が多かったように思います。
貫通型先頭を強調して撮った、編成写真です。


▲9901D 2013.11.30 [PENTAX K-5]

貫通型のHMを撮るべく、正面より狙った1枚。

この時期、太陽の位置が低いために幌アダプターの影がHMにかかりやすくなります。
太陽と正対する位置でないと難しいようです。

11月終わり、多気駅周辺でも晩秋の雰囲気でした。


▲9902D 2013.11.16 [PENTAX K-7]

宮川鉄橋をゆく、上り(名古屋行き)の「いせ」。

定番中の定番撮影地。
この日は十数名の方が、思い思いの場所で、カメラを構えていました。


▲9902D 2013.11.19 [PENTAX K-7]

カーブをゆく「いせ」。

乗車率の低さ(?)が囁かれていますが、この日の名古屋方先頭車は、大部分のカーテンが閉まってしました。
キロハのグリーン車にもカーテンが。



さて、「いせ」は12月以降も冬の臨時列車として運転されています。
編成は3両編成と減車されたものの、半室グリーン車の連結は継続されています。


▲9901D 2013.12.8 [PENTAX K-5]

3両編成となった「いせ」。
この日は、伊勢市方も非貫通のパノラマ車が先頭に立ちました。


▲9902D 2013.12.7 [PENTAX K-7]

3両の上り「いせ」。
日の入りが一番早い時期、16時前には太陽が稜線近くまで下りてきます。
辺りの景色が赤く染まる中、「いせ」が夕陽を浴びてやってきました。


12月以降は週末中心の運転となっていますが、1月はほぼ毎日運転される予定です。

あと何度か、この「いせ」を撮っておきたいと思います。





     
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